右季肋部の痛みの原因は脂が乗りすぎた鯖??

連休後半になって、片頭痛の予防薬(ミグシス®)の在庫が切れ、天気の不安定もあってか、頭痛が不安定になっていたこのGW。

そもそもミグシスが切れてしまった理由:

去年、ミグシス®も肝機能値に影響与える被疑薬に入ってしまって以来、頭痛外来ではなく、アレルギー科で量を減らして処方してもらっています。去年は休止期間が長かったり、量を減らしたりしたため、残薬調整していました。GW前後は病院は混むため受診を避けていたら、ミグシス®が足りなくなるという事態になってしまいました。

アレルギー科主治医の外来日は用事があったため、大学病院の担当医に依頼:

5月7日の月曜日、ちょうど大学病院受診日だったので、担当医にお願いして次の国立大学病院の予約日までの分のミグシスを出してもらいました。ただこの日は、会計が混んでいて、病院を出たのが遅くなったため薬局には寄らず。

火曜日、友人と打ち合わせしている時、右季肋部が痛苦しくなり、座っているのが辛くなったが、ちょっと体を後ろに倒したりしてやり過ごしている間に、ピークは去った。だから、一時的な、ちょっとしたファーター乳頭(胆汁・膵液と十二指腸の合流部)のけいれんか何かかと思っていました。麻酔科の先生が、この頻繁に起こる右季肋部の嘔気や吐き気を伴う痛み(激痛の場合が多い)の原因に、このファーター乳頭のけいれんを示唆していました。

ただ、夕食後、一時的に右季肋部の痛みと吐き気が強くなって、起きているのが辛くなったので、一抹の不安はありました。

水曜日、朝から、なんとなく右季肋部に重苦しいような重痛いような、ずしっと強い違和感が右わきに向けてあった。寝ていたかったが、調剤薬局に処方箋を持っていかないと有効期限が切れてしまうので、とりあえず外出。

夕食に脂が乗った鯖が出た。

夕食時、時間が経つにつれて、どんどん痛みが強くなってきて、最後は、もう、はしが止まっていた。ミグシス®1錠とレクサプロ錠®1/2錠を夕食後から再開。

夕食後、歩くと右季肋部に重痛い振動が伝わるようになり、背中が張ったような感じになってきて、起きていられなくなった。

夜、吐き気で咳が出てくるようになり、時々嘔気が起こるようになった。

5月10日の早朝、何度か強い嘔気で目が覚め、そのたびに右季肋部~右脇~背部にかけて重痛い感じを感じた。朝、もう起きるのもしんどく、歩くと右季肋部が響き吐き気が出てくるので、朝食をあきらめ、アレルギー科受診することにした。

当日枠でアレルギー科受診

連休明けの週だったせいか、案の定、結構な混み具合。先生に症状を説明。とりあえず、採血と、点滴で薬物の血中濃度を下げよう、となり、点滴室へ。さすがに、点滴室も、普段より多くの人。採血の結果は、膵酵素がちょっと上がっていた程度(軽く異常値)だったので、また、ファーター乳頭のけいれんだったんだろうね、とのこと。

じゃ~原因は? と話していたが・・・。

とりあえず、痛みが出る前から飲んでいたのが、ミルラクト®(乳糖不耐症用の乳糖分解酵素)と、大学病院女性科から勧められているエクエル®(エクオールのサプリメントで更年期症状を和らげる働きがある)を朝・夕2錠ずつ(計4錠/日)であったことは説明したところ、

先生「あれって脂溶性だよね?」と聞いてきたので、「はい」と答えたが、

私「でも、あれを止めるのは結構きつい。特に動悸が。(エクエル®飲んだ上で)動悸がレクサプロ錠®1/2錠で少しは減ってるけど」とちょっとごねた。

先生に、痛みは水曜日、ミグシス®とレクサプロ錠®1/2錠開始する前からあったけど、嘔気は夕食後から、と説明。夕食は鯖だったけど、ちょっと脂っこかったと言ったら、

先生「鯖の脂が乗りすぎた(^_^;)?」と苦笑。

先生「いや、エクエル®も止めなくてもいいよ。これなら(この異常値なら)許容範囲内だから。ん~、じゃ、今回はそういうことにしとこう~(#^.^#)」とニッコリ。

は?!

脂の乗りすぎた鯖が(悪化の)原因?!

アレルギー科主治医、大人しそうな、おっとりしていそうな顔しているのに、治療方針とかは、結構GOGOタイプだったりするんですよね~。

でも、そういうところが、この先生の好きなところだったりする(^_^;)

結局土曜日の午前中まで下痢症状が残ったけれど、脂もの控えたら痛みも大分落ち着いてきて、右季肋部が振動で響かなくなってきた。まだ完全には痛みは引いていないし、なんてことなくしんどいけれど、吐き気はないから、あと少しで落ち着くかと。

今まで何度もファーター乳頭けいれんや、膵酵素上昇・肝機能値上昇はあったけれど、その原因が「食事」と判断されたのは、初めて。しかも、「脂の乗りすぎた鯖」。

しばらくは、鯖は水煮缶程度にしておこうと思いました。




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Well being lab

昔から病弱で、極端な薬物過敏症のために、薬での治療が難しく、逆に副作用でいろいろと経験値を重ねている私ですが、せっかくだから、この長期にわたる豊富な患者経験値と、分子生物学の知識を融合させて、病気を持っていろいろと困っている人向けの情報を発信し、シェアしようと立ち上げました。