今日、6月16日(土)、東京都立川市女性総合センター・アイムにて、第24回・2018年度たんぽぽ総会が開催され、その記念講演の講師を担当させていただきました。
「たんぽぽ」とは、「子宮筋腫・内膜症・腺筋症体験者の会 たんぽぽ」の略で、婦人科良性疾患の患者の会(自助組織)です。私は、運営スタッフをしています。
演題:
知っているようで意外と知らない?!
筋腫・内膜症・腺筋症に詳しくなろう
14:30~16:30
内容は、
①患者として、最低限知っておいて欲しいこと(エストロゲン・プロゲステロンの働き)
②筋腫・内膜症・腺筋症 それぞれの特徴
③それぞれ外科的治療法の種類と適応
④それぞれの外科的治療法の適応の限界、メリット・ディメリット・合併症リスク等
⑤それぞれ内科的療法(ホルモン療法)の種類と適応
⑥それぞれの内科的治療法(ホルモン療法)の適応の限界、メリット・ディメリット・合併症リスク等
⑦各疾患の妊孕性・不妊・妊娠への影響
を中心に、とにかく、担当医に質問が出来るようになろう!! を目標として、内容を組み立てました。
毎月第2土曜日に、会場となった場所で立川例会を開催しており、色々な人の治療方針に対する悩みなどを聞いてきましたが、とにかく、「担当医に質問が出来ない」とか「担当医の説明がどういう意味なのか分からなかった」など、担当医とのやり取りの問題を挙げる人が、圧倒的に多い!
その最大の理由が、「ホルモン療法」や「ホルモン依存性疾患」など、単語から意味は推察できるが、漠然と分かった感じがしているだけで、実は分かっていないために、どんどん担当医の説明から置いてきぼりをくらってしまっている、という点。
「エストロゲン依存性疾患」と説明されても、「エストロゲン」は女性ホルモンだという事は分かっていても、どういう働きをしているのかまでは理解していないために、治療方針の詳細などの説明まで進むと、全く理解できなくなってしまう、といった感じ。
そのため、立川例会に参加したときは、その都度説明をしてきましたが、「いっそうのこと、みんなに聞いてもらおう」という話しになり、今日、講師を担当することになりました。
終わった後、
「どうでした?」と聞いてみたところ、
「今までで、一番分かりやすかった」とか、「一番理解できた」など、嬉しい言葉を頂きました(*^。^*)
今度は、8月26日(日)神奈川県大和市にあります、大和商工会議所・第2会議室(2F)午後に、Well being lab主催・たんぽぽ後援(もしくは共催)で、「女性ホルモンの働き」から「婦人科を受診するタイミング」までの話をする予定です!会場は既に確保済み!!
来週中にチラシ作製して、会場費を納めにいきます。
でもその前に、6月23日(土)にある「女性の健康」に関する認定試験のテスト勉強せねば・・・。HEALTH TALKINGの方も合わせて、同時進行、できるかな~(^_^.)?
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