健康セミナー「新型栄養失調」について

終了しました。

8月1日、9月5日の二日間にわたり、今話題の「新型栄養失調」について、セミナーを行います。

新型栄養失調とは、「摂取カロリーは十分あるにもかかわらず、偏った食生活から、タンパク質やビタミン類、ミネラル、微量栄養素といった必要な栄養素が不足している状態」を指し、この状態が慢性的に続くことが、生活習慣病を中心とした様々な病気の原因になっていることが分かってきました。


今回の健康講座のテーマ:

①なぜ、日々の摂取栄養に偏りが起こると、「栄養失調」になってしまうのか?

なぜ、日々の摂取栄養の偏りが「生活習慣病を中心とした様々な病気の原因」になってしまうのか?

その理由を分子生物学的視点より、「身体の細胞への影響」と「身体の機能への影響」からご説明いたします。



全ての食材に、さまざまな効能があります
紹介された食材の「効能」だけで
食材を選んでいませんか?


現在の技術改革のスピードは凄まじく、専門書は横文字だらけになり、非専門の人が専門的に学ぶことがどんどん難しくなってしまいました。

そこに現れたのが「ネット」でした。ネットの普及により、専門家がどんどん一般向けに分かりやすく書いてくれるようになったため、非専門の人も専門用語などのワードを入力すれば、その意味が分かるようになりました。

いえ、意味が分かるようになったと「思った」と思っていませんか?

今では、テレビで放送された内容もネットで検索することができるようになり、検索ワードを入力するだけで何万という情報が出てくるようになりました。そこには色々な専門家がそれぞれの視点からの説明がつけられ、色々な事が書かれています。

その結果、多くの人が新たに直面したのが、「情報過多による情報の混乱」ではないでしょうか?

また、一度ウェブ上にアップされた情報が更新されることは稀です。そのため、ネット上には、新旧の情報がごちゃごちゃになってしまいました。

あなたが参考にしようとしているその情報は、いつウェブにアップされた情報ですか?


あっという間に大きく変わった健康情報の常識
特にミドル~シニア世代に混乱が見られます


特に医学・医療の情報においては、技術の発展に伴い、どんどん新しいことが分かってきたため、あっという間に情報が入れ替わってしまい、ちょっと前に見たテレビで専門家が言っていたことと、最近の専門家が言っていることが違っていて混乱してしまっている方が増えてきているな、というのが正直な感想です。

今、特に混乱が目立っているのは、おそらく、ダイエット・栄養素と健康問題の事ではないでしょうか。


「抗酸化作用」「血糖値の上昇予防効果」

「動脈硬化予防効果」などの効能

これらの関係性が、つながっていますか?


毎回新しい栄養素が紹介され、しかも「これに効く」という文言が禁止されたため、多くが「抗酸化作用による効果が期待できる」というオブラートに包んだような言い方をするようになったため、テレビで見ている時は納得・理解した気分でいたが、いざ実際に日常生活に取り入れようとしたとき、「抗酸化作用による効果って、なんだっけ?」となってしまったり、横文字の栄養素が増えてきたため、そもそも、その名前を覚えられず、あとで調べようと思っても調べられない、という悩みを多く聞くようになりました。

「健康長寿」という言葉が鍵となり、生活習慣病予防を目的とした健康番組においては、「正しい食生活」とは何か、をメインにしていますが、ほんの10数年ほど前のダイエットといえば、摂取カロリー制限や、特定の栄養素が特定の機能を果たしているから、より多く摂取した方が良い、など、どちらかと言えば、カロリーは低くした方が良いが、より栄養的機能が高いものは積極的に摂取した方がよい、という方法がメインでした。


ここ数年ほどで、ダイエットの常識が一転


摂取カロリーよりも、摂取糖質量の方が、健康への影響が大きいことがわかり、ローカーボ(low carb)といって、炭水化物ダイエットがメインとなり、いかに摂取糖質量を減らすかが、ダイエットの鍵となりました。お肉(たんぱく質)は積極的に摂ったほうがよく、食事の時も、野菜から食べ始めた方が良いといった感じになりました。

日本は、世界でも高齢者の比率が高い国で、高齢者社会に起こりうる問題を、どの国よりも先に経験することになると言われています。高齢者になると真っ先に思い浮かぶ問題といえば、骨粗しょう症、認知症、ロコモティブ症候群、そして生活習慣病だと思いますが、

今まで、老化現象だと思われていた骨粗鬆症、認知症、ロコモティブ症候群は、近年の研究の結果、これらは全て、長年にわたる偏った栄養によるところが非常に大きいことが分かり、生活習慣病であると位置づけされました。

新型栄養失調とは、摂取カロリーは十分にあるにもかかわらず、偏った食生活から、必要な栄養素に大きな偏りが生じているために、さまざまな体の慢性的な不調や生活習慣病発症の原因になっている状態であることを指して言われるようになった、新しいタイプの栄養失調のことです。

実践できる健康講座のご案内

なぜ、日々の摂取栄養素の偏りが「栄養失調」となり、「さまざまな不調や生活習慣病」などを引き起こすのか?

今回のセミナーでは、テーマとなる「新型栄養失調」をわかりやすく2日間にわたり、詳しく説明していきます。


前半

「新型栄養失調」その意味と、

実際に起こすとどうなるのか?

第1日目:各種の栄養素が体の細胞に対して、どのような影響を与えているのか、

第2日目:各種の栄養素が体の機能に対して、どのような影響を与えているのか、

を具体的に説明していきます。

「食」は体を作る基礎です。私たちの体は、自分が食べた栄養を元に体は作られ、機能します。「なぜバランスを欠いた食事を続けると、体の機能が落ち色々な問題が出てくるのか?」を説明していきます。

後半
「具体的に自分は新型栄養失調なのか?」

実践できる健康講座ならではの、具体的に自分に何が不足しているのか、検査データや日常生活、自ご自身の健康上の問題点などからお話を伺い、臨床検査技師が、実践的なアドバイスをしていきます。


「バランスのとれた食事」が体に良いのは当然ですが、日々の生活スタイルによって、人それぞれ、より多く必要とする栄養素は異なります。

不調は体からのサインです。そのサインの意味を、この機会に理解し、日々の生活に取り入れませんか?


第1回 8月25日(土) 
第2回 9月9日(日)

終了しました
14:00~16:30 (開場13:45~)
※両日ともに同じ時間となります。
どちらか1日のみのご参加もOK


前半:基調セミナー「分子生物学的視点から」

第1回:8月25日(土)
テーマ「ビタミン類・ミネラル・微量栄養素と細胞の働き」
第2回:9月9日(日)
テーマ「栄養素とたんぱく質・酵素(アミノ酸)=体の機能との関係」


後半:実践セミナー「自分は大丈夫?」

何が足りない?必要な栄養素は? 臨床検査技師が説明いたします。
※血液検査データ、健診結果などありましたらご持参ください


《参加費》
各回5,000円
(税込5,400円 資料代・お茶代込)
特典 !
両日ご参加の場合
10%OFFとさせて戴きます!
(税込9,720円資料代・お茶代込)
《会 場》
Office Pure 「Pure Medical attitude」
JR鶴見駅西口より 徒歩10分

※事前の銀行振込とさせていただきます。

※お振込完了確認後、お申込み完了とさせて戴きます。

※お申し込み確定後、道順の詳細をお知らせいたします。

主催 THINK YOUR LIFE

基調担当:Well being lab 代表 もとしろ けいこ

実践担当:Pure Medical attitude代表  かたよし純子


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Well being lab

昔から病弱で、極端な薬物過敏症のために、薬での治療が難しく、逆に副作用でいろいろと経験値を重ねている私ですが、せっかくだから、この長期にわたる豊富な患者経験値と、分子生物学の知識を融合させて、病気を持っていろいろと困っている人向けの情報を発信し、シェアしようと立ち上げました。