2018年10月19日からtwitterで「患者の心得」を発信開始しました。
twitterは文字数が限られているので、ここでは、twitterでは書ききれなかった補足説明をいたします。
10月20日の患者の心得
「月末には入院すると損をする」
本人もしくは保護者の所得によって金額は異なりますが、手術や入院などで1か月間の医療費が高額になった場合は、「高額療養費」としてあるある一定の金額以上支払った医療費(保険点数分)は戻ってきます。
この、患者負担の一か月間の支払限度額は、収入によって異なります。
例えば・・・
1か月間の窓口医療費の支払い限度額が10万円の場合・・・
ケース① 入院日が10月20日~11月10日で、医療費が10月分が40万円、11月分が20万円かかった。
ケース② 入院日が10月1日~10月30日で、医療費が10月分が60万円かかった。
上の図のように、高額療養費は月ごとの窓口負担金に対し支払われるため、毎月自分の限度額負担金が発生します。
そのため1か月以内の入院の場合は、なるべく月をまたがないようにした方が、窓口の負担額が少なくて済みます。
♡ワンポイントアドバイス♡
ただし、病院によっては自分で入院日程が選べない事もありますので、その場合はゴネない方がいいですよ。
ベッド調整は看護師など入院時にお世話になる人たちが行いますので、あまりゴネて入院すると、その時点で「メンドーな患者さん」という悪いイメージを持たれてしまいます。
入院中に一番お世話になるのが、看護師と看護助手さんです。一度悪いイメージをもたれてしまうと、それを払拭するのは大変ですよ。
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